#23　7/14　全体の組立

大屋根とフロアーとは分離できる構造としました。 位置決めは、フロアー側にプラ棒をたて、大屋根脚部の６か所を差し込んで連結します。 大屋根は、紙だけでは強度が足りず、そのままだとフレームが曲がってしまうため 角柱の中に長さ1ｍの金属棒を入れて補強をしています。

#22　7/11　3階フロアの作成

お祭り広場の観覧席は、大屋根のトラス以上に複雑な構造です。 詳細な図面が無いため、いろいろな角度からの資料を探しながら構造を理解し、 確認しながら組み立てています。 多くの時間を費やした作業の一つです。

#21　7/1　2階フロアの作成

紙はやわらかい素材なので、平らで大きな紙を接着する場合は 隙間にスペーサをいれて、丈夫な構造にする必要があります。 今回は紙を格子状に組んだものを作成し、スペーサーにしています。

#20　6/26　天井部の作成

透明天井に使用しているプラ板と紙とは接着しにくいため、 のりしろを出来るだけ大きくして、接着面積が広くなるように設計しています。 接着の時間も長くなるため、クリップで固定できるようにしています。

#19　6/20　脚部非常階段の作成

手すりや階段を付けると、模型をより精密に表現することができます。 紙の場合は、今回の様に縮尺1/300程度であればなんとか製作できる大きさです。 これより小さな模型になると、手すりを作成することは難しくなってくるので、 印刷する等、別の表現方法になってきます。

#18　6/13　脚部の作成

紙には曲げやすい方向があり、紙の目と呼ばれています。 円柱をつくる時は円柱の方向と紙の目とを合わせ、綺麗に曲がる様にします。 その紙の特性に注意しながら展開図の作成をしています。

#17　6/2　フレームとパイプの結合

大きな物同士を合わせる時は、どうしても寸法が合わない所が出てきます。 コンマ数ミリでも違うと、離れてしまったり折れ曲がったりする事があります。 合わない箇所は寸法を修正して部品を作り直し、付け替え作業をして 調整しています。

#16　5/29　回廊部　空中展示の組立

大屋根の空中展示を作成します。
展示物に関しては正確な図面がないため、書籍やインターネット上の資料から 推測して作成しています。 かなりの時間を費やすため、大変な作業の一つです。

#15　5/20　太陽の塔　回廊部の作成

太陽の塔が入る穴の回廊部です。
曲線部分に壁を立てる方法は2種類あります。紙の切り口に壁を付ける場合には、 のりしろを作らず、直接切り口に接着剤をつけて壁を接着してゆきます。 フレーム部の様に紙の面の上に壁を付ける場合には、壁になる部品に のりしろを作っておくと、曲線に合わせて接着しやすいです。

#14　5/12　太陽の塔　フレーム部の作成

太陽の塔が入る穴のフレーム部を制作します。
フレームを格子状に正確に組み立てる為に、接着する位置にはハーフカットで 目印をつけています。 目立たないので、見た目が綺麗に仕上がります。

#13　5/7　大屋根　パイプ組立

EXPO70の大屋根制作の続きです。
小さい部品の組立は接着面積が小さいため、外れやすくなっています。 あらかじめ２個の部品をしっかりと接着させておき、それらを組み合わせながら 少しずつ大きな形にしてゆきます。

#12　5/2　大屋根　パイプ・ボールジョイントの作成

EXPO70の大屋根制作の続きです。
大屋根のトラス構造と呼ばれている箇所の作成です。 パイプとボールジョイントと呼ばれている部品の組合せでできています。 パイプの数は約２０００本、ボールジョイントの数は約５００個　です。 今回の製作では最も大変な作業でした。

#11　4/22　大屋根　フレームの作成

EXPO70の大屋根を作成します。
角柱を作る場合は、折り目になる線をハーフカット(紙の半分の厚さで切る） して、まっすぐに折れるようにしておきます。 のりしろに接着剤を付け二つ折りにして、しっかりと押さえます。 接着後に折り目で広げると四角柱の完成です。

#10　4/17　胴体と「黄金の顔」の結合

太陽の塔の最終組み立てです。
寸法のわからない細かい部品は、長めの部品を作成し 現物に合わせてカットしながら接着してゆきます。 最後に全体を見て仕上げてゆきます。 はみでた所があればハサミでカットします。 すきまがあれば、合わせ直して裏から同じ色の紙で補強します。 紙の淵が角張っている所は金属定規等でなでるとなめらかになります。

#09　4/9　「太陽の顔」の作成

「太陽の顔」作成の続きです。
紙にゆるやかな曲面をつける時は、金属ボールのついたペンを使います。 やわらかいゴム板の上に紙をのせてボール部分で紙をなでると 曲面ができます。

#08　3/31　「太陽の顔」の作成

「太陽の顔」を作成します。
紙同士を接着する場合は、合わせてから5秒程度で接着できますが、 接着が離れる場合は再度押さえなおし、数秒ごとに確認しながら接着します。 クリップやテープ等で固定できる場合は次の作業を進めながら固まるのを 待ちます。

#07　3/25　胴体　胴体と腕の組立

太陽の塔の胴体を制作します。
円筒の部品を垂直に付ける時は、円筒の断面に接着剤を塗りますが、 全周に塗る必要はなく、細かい点線状に塗っても十分な強度が得られます。 紙の断面に接着剤を塗るのは慣れるまで難しいですが、 先の細いノズルの容器を利用するとやりやすいです。

#06　3/17　胴体　「黒い太陽」の作成

太陽の塔の胴体を制作します。
「黒い太陽」の色は緑と紺ですが、印刷ではなく、 マーメイド紙にある色を使用しています。 紙の色は60色の種類あり、その中から近い色を選択します。 印刷とは異なり、カット断面の白が出ないので、一般のペーパークラフト よりもきれいに仕上げることが出来ます。

#05　3/10　黄金の顔　避雷針の取り付け

EXPO'70「太陽の塔」の続きです。
避雷針の様な細い部品は、同じ形状を２枚カットして貼り合わせる ことにより強度を上げています。
細すぎるとちぎれやすくなりますので、0.5ｍｍを限界として設計しています。

#04　3/3　黄金の顔　表裏組立

EXPO'70「太陽の塔」の続きです。 ペーパークラフトの製作手順は、最初に3Dソフトで立体形状を作成し、 展開図作成ソフトを経て、最後にイラストレータで形を整えて、 図面を製作しています。
顔のような複雑な形状も、コンピュータソフトを利用することにより、 正確に組み立てることができます。

#03　2/25　黄金の顔　裏側の作成

EXPO'70「太陽の塔」の続きです。
紙を球形に作るのはむずかしく、いくつかに分割して球面の様に組立てます。
顔の裏側は「リンゴの皮むき」の様に、
扇状に分割しています。
反対に表側は「みかん割り」の様に縦に分割しています。
外観の雰囲気により分割のしかたを変えています。

#02　2/17　黄金の顔　金色の貼り付け

EXPO'70「太陽の塔」の続きです。
金色は折り紙用の薄い紙を使用しています。
金紙の裏にボンドをつける時は、
直接接着剤を塗るのではなく、
ボンドをうすく広げ、その上に紙を乗せるようにして、
均一に接着剤を塗っています。

#01　2/12　黄金の顔　表側の作成

EXPO'70の「太陽の塔」の黄金の顔から制作します。
今回のペーパークラフトで紙同士を接着するときは、紙の断面に接着剤を塗り、断面同士を接着しています。
「のりしろ」が必要な場合は別の紙でのりしろを作り、裏面に貼ります。